100歳と101歳
2013.01.16 13:47|日記|
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東京の雪もまだとけないという今日、郡山も町中がアイスバーンまたは圧雪。相変わらずの交通渋滞です。
さて、昨晩一気に読んだ本(字がとても大きいんです(*^o^*))が「100歳じいさん 101歳ばあさん」という本です。この本の主人公は吉田さんご夫妻、元教員の100歳のおじいちゃんと101歳のおばあちゃんです。大熊町在住だったお二人は、今は会津若松市に避難しておられます。そのお二人にインタビューした内容がまとめられています。
吉田信さんは、関東大震災、第二次世界大戦、シベリア抑留、東日本大震災と幾多の困難を体験してこられました。インタビューでは突然置かれた理不尽な境遇への愚痴や怒りの言葉は一切言わず次のようなことを言っておられました。
「死んでしまってはダメだ」「生きて責任を果たすんだ」「責任とは災害からの復興に他ならない」「人が生きるために必要なものは希望だ」と・・・
100歳を超えての避難生活はさぞかし大変で、戸惑いも多く、気苦労も多かったと思います。それでもお元気で前を向いていらっしゃる姿は本当に私たちの見本です。見習わなくてはいけませんね。
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