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京丹波町社会教育委員の皆様 来所

2013.10.30 14:58|日記
    京丹波町社会教育委員の皆様と双葉町長・社会教育委員の会議議長・教育長

 本日午後、京都から12時間もの時間を掛けていただいていわき入りした、京丹波町社会教育委員の皆様が私たち双葉町の支援活動のために双葉町役場いわき事務所においでくださいました。遠路おいでくださった上に、物心両面の支援を頂き感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

 懇談会には私も社会教育委員として参加させていただきましたが、心温まるお言葉や、社会教育委員として地域や子どもたちとどのように係わっているか等々大変勉強になりました。

 私からは、昨年6月に瑞穂中学校生徒会の皆さんから支援の申し出があったことへのお礼の言葉を話させていただきました。来年度、本校が開校したときには何らかの形で交流ができればと思っております。

 震災から2年が過ぎても、私たちのことを想い、支援してくださる姉妹町、京丹波町の方々のお気持ちに答えるためにも、前を向いて進まなければならないと強く思いました。
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山古志村からの錦鯉

2013.10.29 16:01|日記
  見事な大きさ 元気に泳ぐ錦鯉

 どんよりとした曇り空が広がっています。まだ3時だというのに外は薄暗く、夕暮れのようです。

 さて、写真の見事な錦鯉は、南相馬市鹿島区男山八幡宮の池で泳ぐ見事な錦鯉です。この錦鯉は新潟県旧山古志村の養鯉業の方から2011年8月6日に贈られたものだそうです。皆さんご存知のように旧山古志村(現長岡市山古志)は、2004年10月23日にあの新潟県中越地震の被害にあったところです。元々錦鯉の名産地でしたが、あの地震で80%以上の錦鯉は死んでしまったそうです。その震災を超えて生きのこった錦鯉を大切に育て、孵化させて、今再び錦鯉の名産地として復興を遂げています。ですからこの錦鯉は山古志では「希望の証 復興の象徴」と呼ばれているそうです。その錦鯉を福島の復興を願って2011年に寄贈いただいたそうです。それから2年の歳月が過ぎ、大切に育てられた錦鯉から今年は赤ちゃんが孵化したとのこと。本当に喜ばしいことです。錦鯉が復興の後押しをしてくれているように思えます。一進一退、中々進まない復興に、私たち人間は苛立ちを覚えてしまいますが、こうして他の生き物から学ぶことがたくさんありますね。

 

小高区 復興文化祭

2013.10.28 11:08|日記
 今日も秋晴れの良い天気です。福島県内の高原は今が紅葉の見頃。今日あたりは多くの方が訪れて紅葉狩りを楽しまれていることと思います。

 さて、震災以来、相双の多くの行事ができなくなっていることはご承知のとおりです。震災前は双葉町では秋になると、新山秋市、産業文化祭、町総合美術展が行われていました。私の住んでいた小高区でも毎年小高区文化祭が行われていました。

 その復興文化祭が3年ぶりに行われるというので、私も出かけてみました。歌や踊りのステージイベント、各種露店、文化・美術作品展、投げ餅、曲芸飛行、花火打ち上げ等数々のイベントで私たちを楽しませてくれました。26日はあいにくの雨で多くのイベントが27日に順延になりました。私が見たかった鎮魂の花火打ち上げも延期となり残念ながら見ることができませんでしたが、今日の新聞に小高の海岸に咲く見事な花火が掲載されており、復興の証を見た感じがします。
   以前と同じ目抜き通りで開かれた秋まつり

 さて、私が見せていただいた27日のレポートです。各種露店では、なじみのお店の方とあって話すことができたり、大きく成長した教え子が作ったハムを買ったり(偶然にも私の教え子さんがハム工場に勤務していました)、懐かしい味に舌鼓を打ちました。
 ちょうど通りでは、投げ餅も行われており、ラッキーなことにおいしい紅白の餅もゲットすることができました。
20131027_112810_R.jpg    通りの何個所にも設けられた櫓からの投げ餅

 特に印象に残ったイベントの一つは、曲芸飛行です。初めて目にする曲芸飛行は私の住まいの目の前で展開されました。津波で流されてしまい、3年前とは全く違った風景となった田んぼや住居跡を飛ぶ飛行機に多くの観客から見入りました。ふくしま飛行協会を主宰するパイロット「室屋 義秀氏」のすばらしい飛行の技に感動し、元気をいただきました。ダイナミックでアクロバティックな演技にただただ拍手を送り、必死にシャッターを切る私でした。(室屋義秀さんのフェイスブックに、この日の小高区の写真が5枚掲載されています)

 そしてもう一つ印象に残ったことは、こんなにたくさんの人が集まるのだな・・・、こんなに多くの人が小高区を懐かしく想い、復興を願っているのだな・・・ということです。
 震災後、自分の家に住むことができなくなった相双地区の多くの方の望郷の想いは同じだと思います。私たちの思いが途切れないうちに、一日も早い相双の復興を願うばかりです。
P1000823(1)_R.jpg   感動のアクロバット飛行
P1000825(1)_R.jpg    パイロットの室屋さん

学校開校に向けて 2

2013.10.25 13:48|学校
     平成22年度 双葉中学校 後期生徒会総会

 今日も、しとしとと冷たい雨が降っています。一雨ごとに寒さが増し、木々の彩りも変わっていくように思えます。

 さて、開校している中学校では10月になると、後期の生徒会総会を行う学校がほとんどです。

 私は,各学校の状況を知りたくて、ホームページを見させていただいています。

 その中で、今後の双葉中を考えたとき、参考にさせていただきたいなと思う学校がいくつかあります。例えばある学校では、全員が生徒会役員です。そこで「総会」という会議のシステムを学ぶために質問者役になるのは先生方でした。なるほどと思いました。文化祭の準備の様子を見せていただいても、先生方が時には先生になり、時には生徒になっています。力を合わせてともに学ぶ・・・少人数の特性を生かした学び方です。授業風景を見てもとても手厚い,丁寧な授業が行われている様子が見えました。

 これから半年間、同じ状況にある双葉郡の各学校や、全国の小規模校をまず参考にさせていただいて、準備を進めていきたいと思っています。

 せっかくの週末、台風の影響もなく、いい日になることを祈っています。

学校開校に向けて

2013.10.24 11:53|学校
  双葉町役場いわき事務所に咲く 秋の花ダリア

 台風27号がゆっくり、ゆっくりと日本列島に近づいています。
 東日本にはこの週末に影響が出そうな予報で心配です。大きな被害が出ないことを祈るばかりです。

 10月後半から11月は、文化祭や合唱コンクールのシーズンですね。双葉中学校も平成22年には第10回栴檀祭が実施されました。本当なら今年は第13回の栴檀祭が行われていたはずですが・・・残念です。

 しかし、先日お知らせしましたように、平成26年4月には双葉中学校がいわき市錦町に3年ぶりに開校します。私は今、来年度の教育課程や行事について検討しているところです。せっかく続いてきた栴檀祭の灯火・・・方法は違っても、何とか消さない方向で考えていきたいと思っています。

平成26年度県立高等学校生徒募集定員発表

2013.10.21 14:32|学校
平成26年度県立高等学校生徒募集定員が10月18日に発表になりました。

平成26年3月県内中学校卒業見込者数は、19,779人で、前年度比348人増です。定員は全日制で40名減の他は、平成25年度と変更がありません。相双地区の学校は全て昨年度と変更なしです。

相双の高校のみ、抜粋して掲載いたしますが、詳しくは福島県教育委員会のホームページをごらんください。受験生の皆さん、いよいよですね。自分の計画を着々と進めていきましょう。

県立高校_R

バラ

2013.10.18 13:58|日記
    生田緑地バラ苑(2013年10月)
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 いわきは今日も良い天気です。台風26号で大きな被害を受けた伊豆大島では今も救出活動が続いているそうです。震災を経験した私たちはとても人ごととは思えません。私たちもまさかあんな大きな津波が来るなんて思っていなかったし、大島町の皆さんも、まさかあんな大きな山津波が来るとは思っていなかったことでしょう。「まさか」に備えるのは本当に大変なことです。心からお見舞い申し上げます。

 さて、私は花を見ると心が和みます。自宅にいるときはガーデニングを楽しんでいました。小さな庭でしたが、バラも数本育てていました。その中で、一番気に入っていた濃いオレンジ色のバラ・・・残念ながら避難で手入れをしてやれなかったこともあり、枯れてしまいました。今は、秋バラが満開を迎える頃です。双葉にも双葉バラ園があり、見事な花を咲かせていましたが・・・。先週末、バラ苑に出かけた息子から写真が送られてきました。本物はみられずとも、これで秋を感じましょう・・・

 どうぞ、良い週末を!

作法

2013.10.17 14:59|日記


 台風一過、福島県はとても良い天気です。しかし、伊豆大島や他県の今回の災害報道を聞きますと、本当に痛ましく、一日も早い救助や回復を祈ってやみません。

 さて、私の尊敬する元教師の方から、「教師の作法」という本を送っていただきました。「作法」という言葉を調べますと「人間の社会生活に係わる多くの慣習やしきたりのうち、特に起居動作(たち振る舞い)、言語、身なりなどに関する正しいとされる方式」と書いてあります。その中には、教師として朝から退勤まで心がけたいことが書いてあります。私もまだまだ修行が足りないな…ごもっとも…と思い、バイブルとして机上において精進しようと思っています。

 ところで、先日ある方と「お弁当」についての話をしていると、娘の喜ぶ顔が見たくて、運動会のお弁当のメニューを何日も前から考えて、頑張ったとのこと。きっとその気持ちは娘さんに伝わったことと思います。持論ですが「母親の作法」として私が一番と思っていることは、食事をしっかりとさせること、お弁当は手作りすること。一般的に母親と食は切り離せないものと思っています。

 当たり前のことが当たり前にできない人が増えていると言う言葉を時々耳にしますが、人を育てる立場にある、教師や親はもう一度、何が正しいのかという「作法」を考えてみたいものです。
1381634773663_R.jpg    心を込めて作ったお弁当

台風26号

2013.10.16 10:07|日記
   増水したいわき市東田町 渋川

 昨晩から、福島県は大荒れです。特に、浜通りは猛烈な雨と風で、歩いての通勤は大変でした。福島県の中通り、浜通りの多くの学校は今日は臨時休校の措置がとられました。

 役場の前を流れる渋川も、日頃はちょろちょろと流れているのですが、今日は増水して川幅が3倍ぐらいになっています。

 伊豆大島では、土砂崩れや亡くなった方もいるということで、大きな被害が出ているもようです。

 現在、雨は小降りになってきましたが、相変わらずの暴風です。さらに増水も予想されます。地域の防災情報をしっかりと聞いて、不要な外出はせず、安全な一日をお過ごしください。

双葉高校 創立90周年記念式典

2013.10.15 10:00|学校
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 三連休はとても良い天気となりました。しかし、今日の天気予報では今シーズン最大の台風26号接近との情報。福島県では今晩から明日の午前中が大雨と暴風の恐れがあるようで、とても心配です。各学校では明日の登校をどうしようかと、今頃思案中のことと思います。

 さて、晴天の10月12日(土)には、いわき明星大学児玉記念講堂において、県立双葉高等学校90周年記念式典が行われ、私も出席してきました。大変立派な式典で心に残るものでした。その中でも実行委員長(同窓会長)さんの挨拶は印象的でした。100周年に向けての熱い想いが感じられました。

 双葉郡の高校、中学校、小学校はいずれも今後のことはいろいろな面で不安がいっぱいです。そのような中でも、在校生、先生方、同窓生が熱い想いで、双葉高校の100周年を望んでいることは、私たち双葉中学校に対しても同じであろうと思うと、心強く感じます。

 双葉中学校も来年4月の開校をめざし、今新校舎建築に向けて大詰めの段階です。いわきに来て学んでくれる皆さんが、楽しく学び、夢を叶えられる学校を作るべく、精一杯準備にあたっています。
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双葉中学校

Author:双葉中学校
平成26年8月11日に下記住所に移転いたしました。

〒974-8232
いわき市錦町御宝殿56
(錦小学校の裏手)
双葉町立双葉中学校
電話番号:0246-88-8078
FAX番号 :0246-63-6338
E-mail:futaba-j@fcs.ed.jp

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