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世界禁煙デー

2013.05.31 11:28|日記
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越冬ビオラ(ニコニコ館玄関前2013.5.30)寒さに耐え抜き、今力強く咲いています

 昨晩は、雷と強い雨がありましたが、今日は朝からすっきりと晴れています。

 さて、今日は世界禁煙デーです。たばこが健康に悪影響を与えることは明らかであり、禁煙はがん、循環器病等の生活習慣病を予防する上で重要です。「健康日本21」やがん対策基本計画の目標でもある「未成年者の喫煙をなくす」ためには、喫煙による健康影響を認識させることが重要であるといわれています。また、「たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約」に基づく第2回締約国会議において、「たばこの煙にさらされることからの保護に関するガイドライン」が採択され、日本でも、平成22年2月に、基本的な方向性として、公共の場は原則として全面禁煙であるべき等を記した通知を出し、平成24年度においては、受動喫煙防止対策の徹底について通知を出しています。今年は、喫煙及び受動喫煙による健康影響等についての周知を目的として、「たばこによる健康影響を正しく理解しよう」を禁煙週間のテーマとし、禁煙及び受動喫煙防止の普及啓発を積極的に行うこととしています。

 私も保健体育の教員として、「たばこの害」については、熱心に授業をしてきました。特に、子どもや未成年者の喫煙や受動喫煙は多くの健康被害があります。この機会に自分の健康について是非振り返ってみてはいかがでしょうか。

 東北地方は梅雨前の最後の週休かもしれません・・・楽しく安全な週末をお過ごし下さい。
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懐かしの津島中学校

2013.05.30 11:58|未分類

 浪江町立津島中学校(2013年5月 撮影)

 もうすぐ東北も梅雨入りらしいです。今日はどんよりとした天気です。

 さて、写真は浪江町立津島中学校の現在の様子です。一時帰宅で双葉を訪れた双葉北小の松本校長が撮ってきて下さいました。私にとって思い出深い学校です。今から7年前、この校庭で、毎朝、特設陸上部の生徒と一緒に汗を流し、時には野球部の副顧問としてノックをしていました。体育の授業で生徒と一緒に走ったこと、地域の皆さんと一体となって盛り上がった運動会のこと、生徒全員による創作ヨサコイ踊りの感動・・・たくさんの情景が走馬燈のように目に浮かびます。常に生徒が活躍する素晴らしい学校でした。それが今は除染した土の仮置き場となっているようです。あまりの変容に胸が痛くなります。

 ご存じのように、津島中学校も本校と同じように、臨時休業中の学校です。全国で震災のために臨時休業をしているのは、双葉中、津島中、浪江東中の3校だけではないかと思います。ここで学んだことがある生徒、その保護者の皆さん、そして働いたことのある先生方・・・みんなが元の姿になることを夢見ていると思います。厳しい現実ではありますが、一日も早い復興を願っています。

 

兼務校訪問と双葉町いわき事務所の今

2013.05.29 15:27|未分類

完成間近の双葉町いわき事務所

 昨日は、いわき市の兼務校を訪問してきました。

 まず最初は、内郷第二中学校。以前いわき市に住んでいたことはありますが、この学校を訪問するのは初めてでした。閑静な住宅街にあり、少し離れたところには、白水阿弥陀堂があります。ここで兼務として勤務されているのは三瓶ゆき先生です。今年、三和中から双葉中に転入されました。昨年度まで大学院で勉学に励んでおられ、やる気満々で働いておられることをお聞きしました。
 
 次に、平第二中学校を訪問しました。青木寿江先生はこの学校で3年目になります。平二中にも20名を超える区域外就学の生徒さんがいらっしゃると言うことで、その気持ちに沿いながら毎日心身のケアを行って下さっていると聞きました。

 最後に、植田中学校です。この学校は双葉町からの区域外就学生が一番多い学校ということで、今年から菅野陽子先生が兼務されています。3年生の担当です。早いうちに、双葉町の生徒の皆さんと話し合う機会を持つ予定であるとおっしゃっていました。

 3人の先生ともに、生き生きとお仕事をされている様子を見て安心しました。そして、この先生方と同じ校舎での学校再開が待ち遠しくなりました。

 訪問を終えて、植田駅前にある双葉町いわき事務所を訪れました。外観はほぼ完成しており、今は内装工事中・・・間もなく完成という様子でした。

 昨日には、双葉町の区域再編、そしていわき事務所の開所・・・少しずつですが前進している感があります。

警戒区域再編

2013.05.27 13:38|日記
今日も晴天です。今日も開成山陸上競技場からは競技アナウンスが聞こえてきます。

 今日から明日にかけて双葉町では大きな変化があります。28日午前0時に双葉町の避難区域が再編されます。それに向けて、町は5月10日から、町内でバリケード設置の準備をが始められていました。
 バリケードは帰還困難、避難指示解除準備の両区域境の他、防犯対策のため6号国道周辺にも設置されたそうです。設置箇所は約100カ所もあるそうです。この区域再編では、町北東部の浜野・両竹地区が避難指示解除準備区域、他の地域が帰還困難区域となります。この再編によって、進む部分もありますし、町が二分されたことに対する意見も多々あると聞いています。
 いずれにしても、これで双葉郡の8町村の足並みがそろったことは事実です。この1000年に一度の災害に立ち向かい、解決していくためには、郡全体で力を合わせていくことが大切であると思います。


インターハイの思い出

2013.05.24 16:23|日記
P1000721_R.jpg女子1500m予選
P1000722_R.jpg男子走り幅跳び決勝

 晴天のもと、今日から27日まで開成山陸上競技場でインターハイの県予選が行われることを新聞で知りました。少し足を伸ばして陸上競技場に出向き、少しだけ競技を観戦してきました。
 
 高校生アスリートにとってインターハイ(全国高等学校体育大会)はあこがれの舞台です。地区予選を勝ち抜き、県大会で6位以内に入賞し、東北大会で6位までに入るとインターハイに出場することができます。厳しい戦いです。今年は7月30日からの「大分インターハイ」が晴れの舞台となります。

 私も数十年前、その舞台を目指して頑張っていた高校生アスリートでした。その3年間のことは忘れもしません。
 高校1年の東北大会。幸運にも女子100mで決勝に残ることができました。そうなれば当然インターハイを狙いたくもなりますが、神様はそんなに甘くありません。決勝では7位、悔し涙を流しました。その悔しさで1年の冬練習は頑張ることができました。
 そして迎えた2年生の東北大会。念願かなって100mと200mでインターハイ出場権を得ることができました。その年は「東京インターハイ」でした。まだまだ力及ばず、そしてあまりの東京の暑さに気持ちが負けてしまい、準決勝敗退・・・全国のレベルの高さを思い知らされました。
 いよいよ最終年度の3年生。今年こそはと、思っていたのに記録が伸びず、不思議に思っていたら、学校の健康診断で重度の貧血が発覚。それから毎日病院に通い、血管注射と薬での治療。痛くてつらい治療でしたが、勝ちたい一心で注射を続けました。そして練習を再開すると今度は腿の肉離れ・・・諦めそうになりましたが、家族、先生、友達、医師の支えで頑張ることができました。200mはとても走る力が無く、何とか治療が間に合って100mだけ東北大会を勝ち抜くことができました。
 最後のインターハイは「長野インターハイ」、雨の中のレースでした。3年間の思いを込めて走ったレース。この時ばかりは神様も応援してくれて決勝進出、入賞することができました。30年以上たった今もそのレースのことは、はっきりと覚えています。

 陸上競技以外のことは考えず、遊ぶこともせず、全てを犠牲にして、雨の日も,炎天下の日も練習した3年間、頑張った分だけ神様も応援してくれたのだと思っています。最高に充実していた日々です。

 こんなに頑張れるのは若いときだけ・・・今は筋肉や心臓と相談しながらボチボチ走っています(笑)

 中学生、高校生の皆さん、若いときは頑張ることに身体が耐えてくれます。運動でも、勉強でも、「これだ」と思ったことに全力を尽くしてみましょう。必ず何か得るものがあると思います。

 開成山陸上競技場を走るアスリート諸君にも、色々なドラマがあり、努力に日々があったと思います。自分の思ったような戦いができることを祈っています。

 

三浦雄一郎さん快挙

2013.05.23 16:26|日記
 今日も晴天です。今週はずっと今日のような日が続くらしいです。

 さて、ここのところ、毎日、新聞やテレビで三浦雄一郎さんのことが報道されていました。三浦雄一郎さんは80歳になられた今もとてもお元気なプロスキーヤーです。その挑戦がいつ成功するのか・・・朗報を首を長くして待っていました。
 ついに今日、80歳で3度目の世界最高峰・エベレスト(標高8848メートル)登頂に成功しました。80歳7カ月での最高齢登頂記録です。

 三浦さんは2003年に70歳で、08年に75歳でエベレストに登頂。その後、スキー事故による骨盤骨折や持病の不整脈を乗り越え、今年3月29日に日本を発ち、エベレスト街道でトレッキングを開始。4月16日にベースキャンプに到着、5月16日から頂上アタックを始め、今日をむかえました。

 勿論シェルパさん達や周りの方々のサポートがあって、達成できたことではありますが、けがや病気を克服して高齢での登頂に大きな拍手を送りたいと思います。

 三浦さんの姿勢から、「へこたれない」精神で、常にチャレンジ精神を持って前進することを学ぶことができます。私たちも、前進しなければ行けません。

中体連陸上競技大会 相双地区予選会

2013.05.22 14:22|学校
 男子100m タイムレース決勝

 今日も晴天です。福島市の予想最高気温は30度、急な温度上昇に熱中症対策の必要性を感じるような天気予報でした。

 さて、昨日は、南相馬市の雲雀ヶ原陸上競技場で第56回福島県中学校体育大会陸上競技大会 相双地区予選会が行われました。
 震災以来、23年度は実施ができず、24年度は宮城県角田市の陸上競技場を借用して実施。今年度は、除染も終わり、例年どおり、雲雀ヶ原陸上競技場で大会を実施することができました。震災前雲雀ヶ原陸上競技場は改修工事を終え、全天候型の陸上競技場としてオープンを目の前にしていました。原子力発電所事故の影響で中々使用することができず、昨年やっと祈念のオープンを果たしたところでした。
 大会には、双葉郡の再開を果たしている学校も全て参加し、全力を尽くして戦っていました。勿論、見事、県大会への出場権を得た選手もおりました。
 双葉中学校は、臨時休業中であるために参加することができませんでしたが、私は競技役員として「アナウンス業務」にあたってきました。

 プログラムを見ると、大会記録一覧表に双葉中学校の生徒が作った記録が二つ残っていました。
 1年男子   1500m 4’42”1  福田 真史(平成7年)
 2・3年男子 1500m 4’18”5  野村 武史(平成7年)
 
 また、地区中学記録を見ると4つの記録が掲載されていました。
 共通男子800m   2’00”39   野村 武史(平成7年)
 2・3年男子 1500m 4’07”86  野村 武史(平成7年)
 共通男子3000m  8’46”72   野村 武史(平成7年)
 共通女子800m   2’17”9    木幡 静華(昭和59年)

 双葉中学校卒業生の素晴らしい活躍の跡を見るにつけ、選手がこの大会に参加できていないことを寂しく思いました。

 震災前と比べると、参加選手は確かに少なく、厳しさは感じますが、年を追うごとに参加者も増え、特に相馬地方は少しずつ復興していることが感じられます。そして、今年4月に開校した葛尾中学校の生徒さんも出場していたことはとても喜ばしいことだと思いました。
 
 躍動する選手、輝く中学生の笑顔を競技場で目の当たりにし、双葉中学校も、できるだけ早く、仲間入りをしたいと思った一日でした。

町政懇談会にて学校再開を言及

2013.05.20 09:29|学校
昨日の福島民報新聞の一部をを掲載させて頂きます。

学校再開へ意向調査 双葉町7月にも開始 

 双葉町の伊沢史朗町長は18日にいわき市のいわき明星大で開かれた町政懇談会で、幼稚園、小中学校再開への取り組みを本格化させる考えを示した。保護者や児童生徒への意向調査を7月にも始める方針。空席となっている町教育長の人事案を6月定例町議会に提出することも明らかにした。
 意向調査では、町が幼稚園や小中学校を再開させた場合に通園、通学する意思があるかどうかなどを聞く。調査結果を基に学校の規模などを決める。設置場所は町役場機能が移転するいわき市を中心に選考作業が進む見通し。校舎は既存の教育施設を活用する予定。
 伊沢町長は「子どもたちが町への思いがないままに育つのは良くない。早急に学校再開の取り組みを進めたい」と述べた。

 町長が、明確に学校再開について、町民の皆さまの前で、はっきりとかつ、具体的に考えを表明されたことは大変喜ばしいことです。再開を待つ、私たち双葉町の教職員にとっては、一歩前進と感じています。双葉町の子どもを育てるのは双葉町の学校、そしてその中から、将来の双葉を担う人材も育成されていくと信じています。町民の皆さんの期待に応えられるような学校が一日も早く、再開されることを期待しています。
 
phpThumb_generated_thumbnail_R.jpg    いわき明星大学で行われた町政懇談会の様子(福島民報新聞より)

うつくしま復興大使〈第2期〉募集

2013.05.16 11:07|学校
 
 今日も風の無い穏やかな日です。

 今日は、うつくしま復興大使の募集が来ておりますので、掲載いたします。

 目的は、全国各地に復興への決意、応援への感謝を伝えることです。県内59市町村からそれぞれ1名以上を選考する予定だそうです。確かに、震災以来私たちは全国の多くの皆さんから支援や援助を頂きました。それに対せ手の感謝を表すことは大切なことだと思います。そしてまた、震災から2年がたち、忘れ去られてしまう部分もあるかも知れません。ですからそこで福島を発信することも大切です。
 主催は福島民報、後援が、福島県並びに福島県教育委員会となっております。詳しくは福島民報新聞社のホームページをご覧下さい。

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開成山球場の芝張り替え

2013.05.14 09:12|日記


 今日も朝から良い天気です。ニュースからは、熱中症に注意という報道も流れてきます。郡山市の予想最高気温は25度だそうです。屋外に出るときは、帽子をかぶるとか、水分を十分に取るなどして下さい。

 さて、先週から今週にかけて、開成山球場では外野スタンドの芝張り替えが行われているようです。除染なのでしょうか?理由はわかりませんが機材を使いあっという間に、全ての芝をそぎ取り、新しい芝に変わりました。
 これから、各地で除染作業が進むと思いますが、広大な福島県を除染するのは並大抵のことではないように思います。我が家においても、2年超の避難で庭の芝生は全て枯れてしまい、大切に育ててきたカリンの木も枯れてしまいました。各家庭の除染だけでも相当量の廃棄物がでると思います。開成山の大量の芝もいったいどこに搬入するのだろうと心配してしまいます。とにかく、子どもの健康や私たちの健康のために、最善を尽くしてほしいと思います。
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プロフィール

双葉中学校

Author:双葉中学校
平成26年8月11日に下記住所に移転いたしました。

〒974-8232
いわき市錦町御宝殿56
(錦小学校の裏手)
双葉町立双葉中学校
電話番号:0246-88-8078
FAX番号 :0246-63-6338
E-mail:futaba-j@fcs.ed.jp

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