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兼務校訪問 会津若松市立第二中

2013.04.30 15:10|学校
 
鶴ヶ城のすぐそばに建つ 会津若松市立第二中 (ホームページより)

 連休前半が終わりました。皆さんはどのように過ごされましたか?
 私は、南相馬市の自宅に帰り、お掃除をしたり、除草剤をまいたりしてきました。小高区も少しずつ変わりつつありますが、浦尻や村上地区のように津波被害が大きかったところは、、全く手つかずで、津波で流された松の大木が、ごろごろしていました。
 
 さて、今日の午前中は兼務校訪問で会津若松市立第二中学校に行ってきました。若松二中は鶴ヶ城の目の前に建つ立派な学校です。今、会津は「八重の桜」の影響で、多くの観光客が訪れ、桜の咲いていた先週は大渋滞だったそうです。
 今年から若松二中に兼務しているのは高橋伸一先生です。若松二中は教科型教室で、それぞれの教科ごとに教室がまとまってあり、数学の高橋先生は数学教室棟にいます。生徒が教科の先生のいる教室に行って、授業を受けるシステムです。日本のほとんどの学校は、実験や実習・実技のある教科以外は自分のクラスで生徒が待っていて、先生が来るのですが、若松二中はその反対です。高橋先生はそのシステムになれるのが少し大変だとおっしゃっていましたが、とてもお元気でした。お世話になっている区域外就学のお子さんや卒業生の活躍の様子も校長先生からお聞きし、嬉しく思いました。

 最後に校舎内を案内して頂きましたが、とても立派できれいな学校でした。管理棟と教室棟を結ぶ廊下がアーチ型の橋になっており、斬新なデザインの学校にびっくりいたしました。

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騎西小・中学校訪問

2013.04.26 10:40|学校
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   美しい玄関前の花々と鯉のぼり(騎西小)
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   騎西中前の中央公園の藤棚
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   騎西中校長・教頭と双葉中校長・教頭 一緒に!

 双葉町復興町づくり委員会のために、加須市に行きましたので、三人の校長で、騎西中学校と騎西小学校を訪問させて頂きました。
 最初に行ったのは、騎西小学校。校舎の前には全国の生産量90%が加須市であるという立派な鯉のぼりと、咲き誇る花々・・・整備された環境の中で双葉の子どもたちは、のびのびと学習し、先生方も生き生きと仕事をされていることを伺ってきました。
 次に騎西中学校です。今、騎西では「藤まつり」が行われているとのこと。町中に藤の花が咲き乱れていました。騎西中では、満開のハナミズキと藤の花に迎え入れられました。川村教頭先生は、お忙しそうでしたが、元気な様子でした。生徒の皆さんも元気に登校できているとのことです。
 校長・教頭四人で、玄関前で写真に収まりました。


鴨さんとおはよう

2013.04.23 09:36|日記
 車のすぐそばまで来ました
P1000669_R.jpg散歩が終わると植え込みの中へ
 
 今朝の出勤時のことです。いつものように駐車場に車を駐めると、なんと足下に鴨さんが二羽でお散歩中・・・
いったいどこから来たのでしょう。
 私のイメージとしては、鴨は池で泳いでいるもの・・・と思っていましたので、駐車場をとことこ歩く鴨さんを見て、びっくり。そしてそのかわいさに、朝からとても和みました。

 さて、明日は埼玉県の旧騎西高校で第11回の双葉町復興町づくり委員会が開催されます。双葉町の復興計画作成も大詰めです。私たち校長3人も委員として参加いたします。双葉町の未来が少しでも良いものになるよう話し合いに参加したいと思います。

双葉中 先生方集合

2013.04.22 09:37|学校

   平成25年度 双葉中学校職員

 昨日の大雪にはびっくりしました。4月21日は、気象庁観測史上最も遅い降雪だそうです。それも、お昼まで降り止まずに、牡丹雪が降り積もり、私の車の上の雪は10cmはありました。

 さて、4月20日(土)には、本年度双葉中学校に所属する先生方が郡山に集合し、歓迎会と顔合わせ会を行いました。参加したのは、転入した川村教頭先生、三瓶先生、そして菊池先生、菅野陽先生、山田先生、松本先生、青木先生、菅野富先生、佐藤先生、アントニー先生、校長の11名です。残念ながら高橋先生は所用で欠席でした。

 自己紹介では、兼務でしている学校で校務分掌や、今感じていることなどが話されました。そして、双葉中の思い出がいつも語られます。一番感じたことは、先生方も「双葉中学校」という自分の学校に勤務し、力を発揮したい思っていることです。

 2時間半があっという間に過ぎる楽しい時間で、先生方は「ここが自分のホームベース」「自分の学校に戻ってきた感じがする」と口々に言っておりました。

 こんな素晴らしい先生方と、同じ校舎で、同じ時を過ごし、双葉の子どもたちを育てられたらどんなに幸せだろうと思った1日でした。

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   4月21日の大雪:郡山市

双葉町の地図

2013.04.19 13:29|日記
P1000664_R.jpg
 
 今日は地図の日です。1800年、伊能忠敬が蝦夷地の測量に出発した日です。その後、16年間にわたって全国を測量し、日本初の本格的な実測地図「大日本沿海輿地全図」を作成したことを記念して地図の日と呼んでいるようです。伊能忠敬が双葉町も訪れたのでしょうね。

 さて、写真は双葉町の地図、浪江町と大熊町に囲まれています。そして東には太平洋・・・美しい町です。
 双葉南小の日野校長はいわき市からの転入ですので、私たちはこの地図を利用して、日野校長に双葉のことを説明しました。ここに、北小、ここが南小、敷地の中に清戸迫横穴があり、すぐそばには双葉高校、小高い丘に双葉中・・・6号線より、海よりには町役場、そして日本海水浴場百選に選ばれた郡山海岸etc・・・

 最近はこの地図が、警戒区域とか、避難指示準備区域とか、帰宅困難区域とかそのような場面に使われることが多く、残念に思います。

 この地図を、「本来の意味での地図」として使いたいものだと強く思います。

清戸迫横穴の危機

2013.04.18 15:06|日記
 福島民友2013.4.18より

 今日の福島民友新聞に清戸迫横穴の修繕作業の事が掲載されていました。

 原発事故前は、大切な史跡を守るために1時間単位で史跡内の温度と湿度を計測し、厳重に管理を行ってきたそうです。それが今は、思うに任せず、何の管理もできない状態にあります。昨日は史跡内に入り込んだ、植物の根を切除したり、観察室の傷んだ壁などを修理したとのことです。

 私たちは、一時帰宅で必要な身のまわりのものは持ち出すことができますが、家屋全体や史跡のように大きなものは手の付けようがありません。一時帰宅をする度に傷んだ我が家を見たり、今日のような記事を見たりするのは本当に残念でなりません。新聞にもあるように、県や国を含めての早急な対応が必要だと思います。

 

楽しい子育て全国キャンペーン 三行詩

2013.04.17 11:20|学校
 
 開成山公園の遊歩道 2013.4.16
 
 昨日、今日ととても良い天気です。今日は最高気温が20度を上回り、福島市では25度が予想されています。
 目の前の開成山公園では、満開の桜の下、たくさんの市民が散策していました。桜吹雪が少し舞い、柔らかな風を感じられる心地よい遊歩道です。

 さて、今日は「三行詩」をご紹介します。日本PTA全国協議会と文部科学省の主催で「親子で話そう!家族のきずな・我が家のルール」三行詩に応募された作品の中から、入賞した作品がカレンダーに印刷されて送られてきました。その中で、私が印象に残った作品を掲載させて頂きます。

 「頑張って」その言葉は口にせず
 そっと置かれたおにぎりに 
 伝わる母の温かさ   川島 璃子(愛知県)

 父さんが いつも言う
 今日の学校どうだった
 毎日きかれるこの一言 めんどうくさいけど ありがたい   實谷 未来(広島県)

 AKBやたら詳しいうちの父
 なぜかと思えば、私と話しがしたいらしい   牛島 安里紗(福岡県)

 子どもの仕事
 遊べ学べ食べろ寝ろ
 簡単そうで難しい   中野 祐希(長崎県)

 全て中学生の作品です。子どもたちの本音が見えるようで、読んでいるとホッとします。そして、心が温かくなります。

日本の桜は美しい

2013.04.16 09:33|学校
 開成山公園の桜 2013.4.15
P1000649_R.jpg 建福寺のしだれ桜2013.4.15

 今日は朝からとても良い天気です。
 暖かな風を頬に受け、桜並木を見ながらの通勤すると、とても幸せな気持ちになります。

 ニコニコ館からの景色があまりきれいなので、昨日撮った写真を掲載しました。
 そして2枚目の写真は、出張の帰り通った道路沿いで偶然見つけたしだれ桜。三春の滝桜は満開の昨日は大勢の観光客が訪れ大賑わいだったようですが、建福寺のしだれ桜には、お客さんは一人もいませんでした。たった一人の観桜客となった私は、豪華に咲き誇る桜に、思わず駐車場に車を止めてシャッターを切りました。

 日本の桜は本当に美しい。東北は今、桜が見頃です。全国の皆さん、どうぞ東北を訪れて、東北の桜を楽しんで下さい。

卒業並びに入学を祝う会

2013.04.15 09:46|学校
作文を発表する見目君
P1000640_R.jpg金メダルを披露した小原選手
P1000642_R.jpgパンチのシャドウをする清水選手
 
 郡山は桜が満開です。昨日は気温も高く、ここ開成山は多くの花見客で賑わったそうです。

 さて、4月13日(土)には、いわき市のワシントンホテル椿山荘で「双葉町立小・中学校 児童生徒の卒業並びに入学を祝う会」が行われました。
 会場には、50名を超える児童生徒の皆さん、保護者の方々、来賓の方々合わせて220名程度の皆さんが集まりました。

 第一部では、教育委員長あいさつ、町長様と議長様の祝辞、各小・中学校長から代表児童・生徒への記念品授与、そして代表生徒の作文発表が行われました。

 第二部では、乾杯の後に、卓球の福原愛さんからの祝福のビデオメッセージ披露がありました。そしてロンドンオリンピック金メダリスト小原日登美選手と、銅メダリスト清水聡選手の登場です。お二人のご挨拶の後、質問コーナーや金メダルを触らせて頂いたり、サインを頂いたりするコーナー、清水選手の実技披露など、お子さん達は大喜びでした。わざわざ埼玉県朝霞市からおいで下さったお二人には感謝の気持ちでいっぱいです。その後、近況を報告し合ったり思い出話をして、楽しいひとときを過ごしました。

 二部の最後は校歌斉唱、双葉中学校の校歌斉唱の時には全員が起立して、大きな声で歌いました。勿論私も一緒に歌わせてもらいました。この生徒達が受け継いだ校歌・・・是非繋いでいきたいと思いながら。

 最後に写真撮影をしてお別れでしたが、児童生徒の皆さんは、受付の時には手を振ったり、抱き合ったりして再会を喜び、別れるときには、名残惜しそうに会話を続け、「じゃあまたね」と去って行ったのが印象的でした。

 いくら離れていても、心はつながっているのだな・・・と再認識した1日でした。

 それぞれの地に帰って皆さん、どうぞ自分の夢に向かって邁進してほしいと思います。そう思いながら私たち校長は後ろ姿を見送りました。

夜ノ森の桜とソーラー・アグリパーク

2013.04.12 13:42|日記
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   雪化粧の滝桜 2013.4.12 福島民報新聞より(4月11日午前7時ごろ撮影)

 昨日、今日と東北は花冷えです。有名な三春の滝桜は、昨日は雪化粧だったそうです。

 さて福島県で桜のトンネルと言えば富岡町夜ノ森の桜です。「夜ノ森の花咲爺さん」こと地元の篤農家「半谷清寿」氏が荒れ地だったこの地の開拓に際し,桜の名所となることを願って明治33(1900)年に300本の桜を植樹し,その遺志が息子の六郎氏や地元民に受けつがれ,やがて今日の盛観をつくりだしたのだといわれています。

 その清寿さんの子孫にあたる半谷栄寿さんが南相馬市原町区に福島復興ソーラーを建設し、加えて南相馬市が復興交付金で建設した植物工場を合わせて、再生可能エネルギー体験施設「南相馬ソーラー・アグリパーク」ができました。そこで、児童・生徒が太陽光による発電、電気自動車への充電、植物工場の仕事などを体験し、エネルギーを題材に学習活動をしていることが報道されていました。

 清寿さんが110年前に植えた桜は、例年に比べると花の数は減ったとは言え、今年もきれいに咲いています。そして、栄寿さんの建設した太陽光発電を利用した植物工場では、5月には初出荷をむかえる予定だそうです。原発事故により、福島県の農業は大きなダメージを受けましたが、人間の工夫や努力によって、再び福島県の農業が復興できることを願っています。

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プロフィール

双葉中学校

Author:双葉中学校
平成26年8月11日に下記住所に移転いたしました。

〒974-8232
いわき市錦町御宝殿56
(錦小学校の裏手)
双葉町立双葉中学校
電話番号:0246-88-8078
FAX番号 :0246-63-6338
E-mail:futaba-j@fcs.ed.jp

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